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<機材協力>“さっぽろ雪まつり” 8Kライブ映像 超広帯域リアルタイム暗号化配信実験を実施

   
News release

   
2016 年 2月6 日
アストロデザイン株式会社
東京都大田区南雪谷1-5-2
<機材協力>“さっぽろ雪まつり” 8Kライブ映像 超広帯域リアルタイム暗号化配信実験を実施
デジタルビデオ機器の専業メーカーアストロデザイン株式会社(本社:東京都大田区 鈴木茂昭社長)は、独立行政法人情報通信研究機構が、IPsecによる暗号化技術を用いて、広域ネットワーク上で8K非圧縮ライブ映像を世界で初めてリアルタイムに暗号化・復号化し、安全に配信できる仕組みを構築するために、8K関連の機材協力を致しました。

NICT テストベッド研究開発推進センターは、JGN-X上にて、新世代ネットワークの実現に向けた研究開発を進めています。このたび、2月5日(金)から開催される“さっぽろ雪まつり”の8K/4K映像を用いて、産学官関係組織46団体との連携によるNICT主催の実証実験として、8Kライブ映像の超広帯域リアルタイム暗号化配信に世界で初めて成功しました。これは、8K/4K実用化に向けて不可欠となるセキュリティを実現した配信実証実験となります。

なお、本実験は2月6日(土)にグランフロント大阪内のナレッジキャピタルにて一般公開いたしました。
実験は、神奈川工科大学、セキュリティ通信機器メーカー4社ほかと共同で実施し、複数の暗号化実装方式による実験を行いました。並列に構築した実装方式の切替時には個々の機器での煩雑な設定変更が必要になるところ、これまで研究開発・運用を進めてきたSDNテストベッド「RISE」の技術を活かし、機器の通信経路変更を遠隔から一括で制御することにより、短時間での切替えが可能になりました。
回線は、JGN-Xの国内100Gbps基幹回線に加え、国立情報学研究所が構築中の学術情報ネットワークSINET5が 実証実験に参加することにより、北海道から沖縄へと日本列島を縦断する100Gbps回線の構築が実現しました。これにより、沖縄を含む全国拠点に対し、 札幌で撮影した8K非圧縮映像のマルチキャスト中継実験を行いました。
国立研究開発法人情報通信研究機構 様 ニュースリリースから
国立研究開発法人情報通信研究機構 様 ニュースリリース
http://www.nict.go.jp/press/2016/02/04-1.html
協力機材
・AH-4801含む8Kカメラシステム
(HR-7516、DF-3512、AT-4803、AR-4804、AC-4802、HR-7512-C)
・DM-3814
・FC-8213
・SC-8209-A
・DM-3432
【ニュースリリースに関するお問い合わせ先】
145-0066 東京都大田区南雪谷1-5-2
アストロデザイン株式会社 営業部
Tel 03-5734-6301 Fax 03-5734-6104

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