製品概要

SC-2065B/2067B は、入出力共に汎用的なコネクタを実装した内部処理12bitの万能型スキャンコンバータです。
インターレース→プログレッシブ変換(I/P変換)は、動画検出対応 astro snapを採用しています。
拡大縮小は独自のスケーリングアルゴリズム TERA を採用しています。

SC-2067BはSC-2065Bをベースに、HDMI入出力コネクタ、3G-SDI信号、エンベデッド音声を追加したモデルです。

両機種共通 機能/性能

【システム全般】
起動モード
  Lastメモリでセーブ行為を省くモードと、セーブ行為を伴うユーザーデータ起動が選べ、使用するシーンに合わせた使い方ができます
レイアウト運用モード
  設定したレイアウトを入力解像度によって呼出すモードと、解像度に依存せず固定的にレイアウトを設定するモードから選択でき、制御に合わせた使い方ができます
HDCP設定
  DVI(HDMI)の入出力に対してHDCPのON/OFFを設定する事ができます
ベースカラー設定
  描画する描画キャンパス(出力解像度)の色を設定する事で、表示映像の設定にミスがないか確認する事ができます
 
【入力信号調整】
信号モード設定
  DVIモードとHDMIモードの両対応で、ソース側機器の性能に合わせた入力ができます
追従設定
  スイッチャ切替えによる入力はオート、固定的に縛る入力はFIXの使い分けができます
スケーリングフィルタ設定
  入力解像度と出力解像度の関係によって適切なモードを使い分ける事でコンテンツや表示機特性を最大限に生かす事ができます
カラメトリ設定
  PC用ハイビジョン信号やインフォフレームが無い信号を誤認識する場合でも、適切な設定をする事ができます
その他の設定項目
  ガンマ(RGB個別)/ビデオレベル(RGB個別)/コントラスト/カラー/ブライトネス/エンハンス/HUE/アナログフィルタなど
 
【表示レイアウト設定 出力側】
位置設定
  a)1Dot単位で描画キャンパス(出力解像度)から抜き取る位置を設定できます
b)1Dot単位で出力先に置く位置を設定できます
設定枠設定
  出力ウインドウに赤いフレームをつける事ができ、出力エリアを確認する事ができます
 
【表示レイアウト設定 入力側】
位置設定
  a)1Dot単位で入映像の切り取る位置を設定できます
b)1Dot単位で描画キャンパス(出力解像度)に張り付ける位置を設定できます
設定枠設定
  入力ウインドウに青いフレームをつける事ができ、切出す位置の確認ができます
アスペクト設定
  アナモーフィック、パネル、クロップの3種類があり、アスペクト保持の選択をする事ができます
 
【オーディオ】SC-2067Bのみ
遅延設定
  入力音声の遅延量の設定ができ、多接続する機器の遅延量を吸収する事ができます
アサイン
  アナログLR音声入力のみ、入力映像に関わらず出力選択することができます
 
【システム管理】
ユーザーデータ
  起動用ユーザーデータを含め8個のデータ保存ができ、使用シーンに合わせてロードする事ができます
データ管理
  8個のユーザーデータを本体外部に保存し、バックアップファイルとして活用する事ができます
保存形式はPC(WebUI)用ファイルになります
SNMP
  監視とトラップに対応しており、用途に応じた監視(管理)ができます
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