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ラウドネスレベルをターゲットレベルにするコントロール装置を発売

News release
新製品発表のお知らせ

2012 年 5月28 日
アストロデザイン株式会社
東京都大田区南雪谷1-5-2
ラウドネスレベルをターゲットレベルにするコントロール装置を発売

■ 製品名:ラウドネスレベルコントローラ
■ 型 番:AC-3804
■ 発表日:2012年7月1日出荷開始
■ 価 格:\540,000(税別)~

 

 

デジタルビデオ機器の専業メーカーアストロデザイン株式会社(本社:東京都大田区 鈴木茂昭社長)は、入力されたSD1信号に多重されたオーディオ信号もしくは、AESで入力されたオーディオ信号のラウドネス値を測定し、ターゲットレベルにラウドネスレベルをコントロールする装置を開発、発売いたします。
カラー液晶を搭載し、ラウドネスレベル等(異常時のアラーム)視認性が非常に優れています。

■特長
・HD/SD-SDI信号入力に対応
・多種多様の映像フォーマットに対応
・HD-SDI対応規格: SMPTE292M,BTA S-004B規格準拠(1.485Gbit/s SDI入力)
・SD-SDI対応規格:SMPTE259M規格準拠(270Mbit/s SDI入力)
・AES/EBU入出力4系統(1~8ch)
・ARIB-TR-B32親格(ITU-R,BS.a770規格)のラウドネスアルゴリズムに基づきラウドネス値を測定し、音量レベルを
制御可能
・手元コントローラから、ラウドネス測定スタート/ストップ、音声モード切リ替えなどを操作
・1Uハーフラックマウントサイズ、DC12V入力対応

◆ラウドネスとは
ラウドネスとは、ご存じのとおり音声信号レベルと人間の聴感上の音量を対照させる補正カーブをいいます。
最近、放送業界でこのラウドネスという言葉がよく聞かれるようになりました。
テレビ放送において、「番組によって音量がバラバラで、いちいちリモコンで音量調整しながら見ている」、
などということをよく聞きます。特に今回、放送がアナログからデジタルに変わり、かつて放送局終段に使われてい
たコンプレッサが無くなり、視聴者側での番組毎の音量差はさらに激しくなっています。
そこで提案されたのが、番組毎の音量を制作時点でそろえるという考え方です。日本では民放連が先頭に立ち
T032という規格を定め、2012年の10月1日から試験運用、2013年の4月1日から本運用が予定されています。
T032は、人間の聴感上の音の大きさを表すラウドネス値に基づいて決められています。そのせいで、放送業界では
この動きを単に「ラウドネス」と称しているのです。


【製品に関するお問い合わせ先】
営業部 TEL:03-5734-6301 FAX:03-5734-6102
【プレスリリースに関するお問い合わせ先】
アストロデザイン株式会社 事業支援部
TEL:03-5734-6100 FAX:03-5734-6101
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